
ギリシャ神話
山室静
ナツメ社 / 2023-06-01
累計読者数4
平均ハイライト数 6.8件/人
推定読了時間 約4時間50分
star総合評価 41/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%
この本について
仕事でも日常でも、物事の背景をうまくつかめずに「なんでこんな形になってるんだろう」と立ち止まることがあります。名前の由来ひとつとっても、意味を知らないまま使っているものって多いですよね。そういうモヤモヤに向き合うとき、ギリシャ神話の物語は意外と助けになります。世界の成り立ちを大げさに語る本ではなく、細かな由来や人間くさい神々の行動が、今の私たちの感覚とどこかつながっているからです。 たとえば、ボスポロス海峡が〈牝牛の渡し〉と呼ばれる理由や、アマゾンが〈乳なし〉を意味していた話。土地や名前にこんな物語が埋まっているのかと知るだけで、ニュースや地図を見るときの焦点が変わります。プロメテウスが青銅のくさりで縛られた場面のように、神話はスケールこそ大きいのに、権力や罰の構造がどこか現代と重なります。そして、エウローペやアプロディテの話にあるように、美や豊かさが「与えられるもの」ではなく「意味づけによって形を変えるもの」だと気づかされます。 山室静さんの『ギリシャ神話』は、難しい解説よりも、物語の流れや言葉の由来をていねいに拾ってくれるので、神話に詳しくなくても自然に入っていけます。歴史や神話を“豆知識”で終わらせず、日々の思考の足場にしたい人にはちょうどいい距離感の本だと思います。 特に、「名前や物事の由来を知ると、世界の見え方が変わる瞬間が好きな人」に刺さります。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■ギリシャ神話とは ギリシャ神話は、西洋人の精神的支柱であると言っても過言ではありません。聖書とともに、現代にも大きな影響を与えています。紀元前17世紀から口承で伝わってきた物語をホメロスやヘシオドスが『イリアス』『オデュッセイア』、『神統記』などによってまとめられていきました。 ■ゼウスをはじめとするオリュンポス12神 全知全能の神・ゼウスをはじめ、アポロン、アルテミス、ポセイドン等、オリュンポス山の山頂に住む12柱の神々のそれぞれのキャラクターと相関を、わかりやすく解説していきます。 ■愛と英雄の物語 ギリシャ神話には、愛憎劇が数多くあります興味深いエピソードをイラストを使い、関係性がわかるように解説しています。また、英雄たちの戦いの物語も興味深く、こちらもわかりやすく紹介しています。 【目次】 Prologue ギリシャ神話とは何か? Chapter 1 世界の始まり Chapter 2 神々の物語 Chapter 3 恋人たちの物語 Chapter 4 王族・諸地方の物語 Chapter 5 英雄たちの物語 【監修者紹介】 東ゆみこ(ヒガシ ユミコ) 1968年千葉県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部で人文地理学、学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程で神話学・日本文学を専攻。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻(博士課程)を単位取得満期退学。学習院女子大学・日本女子大学・都留文科大学・東京外国語大学の非常勤講師を経て、現在、国際ファッション専門職大学教授。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要





