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強育論 (ディスカヴァー携書)

強育論 (ディスカヴァー携書)

宮本哲也

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2008-02

累計読者数3
平均ハイライト数 11.7件/人
推定読了時間 約4時間16分
star総合評価 53/100
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この本について

子どもの勉強を見ていると、「努力させたいけど、無理をさせているだけなんじゃないか」とか、「教えすぎて自立を奪ってないかな」といった、どこにも着地しない迷いが出てきませんか。自分が親でも先生でもない立場でも、似たような迷いを仕事に感じることがあります。どれだけ手を貸すべきなのか、どこで踏ん張らせるべきなのか、その線引きが本当に難しい。 『強育論』は、その曖昧な境界線にひとつの視点をくれる本でした。厳しさを推す内容に見えるのに、根っこは「自立を守る」という一点で一貫していて、読んでいるうちに、自分が普段どこに過保護で、どこに過干渉なのかがじわっと浮かび上がってきます。解けた問題の数ではなく「頭をどう使ったか」を重視する姿勢や、失敗から学ぶプロセスに価値を置く考え方は、教育の話にとどまらず、大人の学びにもそのまま響きます。 特に刺さったのは、「効率的な最短ルート」よりも「自分の方法を見つける試行錯誤」に価値があるという部分。大人になるほど忘れがちですが、遠回りして考え抜いた時間こそが、自信の源になるんですよね。これは子どもだけの話じゃなく、いまの自分にもそのまま返ってきました。 「手を出しすぎずに見守るって、どういう状態なんだろう」と悩んでいる人には、ヒントになるところが多いと思います。大事なのは強さを押しつけることではなく、強さが芽を出す環境を整えることなんだと、静かに気づかせてくれる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「学習は本能です。どんな子でも必ず伸びます。親が余計なことをしない限り」。無試験先着順の入塾で首都圏最難関中学に80%の進学率という驚異の実績をあげ、テレビ「情熱大陸」出演でも大反響を呼んだ算数教室主宰の著者が、その秘密を公開。単なる学習法にとどまらぬ、強い頭と心を育てる子育ての書である。中学受験をするしないにかかわらず、小学生をかかえたすべての親御さんにお読みいただきたい一冊。
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