
医学の勝利が国家を滅ぼす(新潮新書)
里見 清一
新潮社 / 2016-11
累計読者数3
平均ハイライト数 3.3件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 42%
この本について
治療や健康の話になると、言葉ひとつに振り回されたり、専門家の説明をどう受け取ればいいのか分からなくなることってありますよね。数字も評価項目も、人によって解釈が違うのに、それを前提に判断しなきゃいけない場面が多くて、どこまで信じていいのか自分でも迷う。僕も医療の話題になると、知識の断片ばかりを追ってしまい、全体像が霧のまま終わることがよくあります。 この本は、まさにその霧の正体をゆっくりほどいてくれる感覚があって、刺さった人が多い理由も分かります。たとえば「一語で全体がひっくり返る」という話は、医療の世界でも私たちの日常でも同じで、どれだけ主観に左右されているのかを実感させられます。また、治療の効果を測る基準がどれほど曖昧なのか、そして医者側の説明の仕方ひとつで患者の判断がいかに変わるのか。そういう“あって当たり前とされている構造”を丁寧にほどいてくれるので、医療のニュースに触れたときのモヤモヤがかなり減ります。 さらに、薬価の違いや治療の持続期間といった、生々しい現実にも触れてくれるのがありがたいところで、医療制度の話を自分ごととして受け止めやすくなります。過度な期待や不安に寄せず、でも無関心にもならずに、ちょうどいい距離感で医療を眺めたい人に合う一冊だと思います。 医療の記事を読むたびに「これ、どこまで信じていいんだろう」と立ち止まってしまう人に刺さる本です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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出版社による紹介
画期的な新薬が医療費を膨大化させ、国家財政に破綻を招く。現役医師による衝撃の告発
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