
苗字の謎が面白いほどわかる本 (中経の文庫)
丹羽 基二
KADOKAWA / 200810
累計読者数3
平均ハイライト数 6.7件/人
推定読了時間 約3時間30分
star総合評価 38/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%
この本について
自分の名前って毎日使うのに、「そもそもどこから来たんだろう」と思うと急に答えに詰まることがあります。地名との関係も曖昧で、田中さんと中田さんの違いみたいな、なんとなく分かったようで分からないことがずっと残ったまま。私も同じで、調べようとしても歴史や制度の話が絡んで一気にハードルが上がるんですよね。 この本は、そのモヤモヤをスッとほどいてくれる感じがあります。たとえば、苗字と地名はどちらが先かという素朴な疑問に、律令制や郷里制の仕組みを踏まえて説明してくれるから、単なる雑学じゃなく土地と人の暮らしの話として理解できる。森と林のように、同じ自然の言葉でも背景がまったく違うケースを比べてくれるので、名前の背後にある言語のルーツや移り変わりが見えてくる。そして、圷や塙のように、漢字そのものが土地の状態を表していたり、阿久津のように湿地の生活から生まれた呼び名が今も残っていると知ると、苗字って地図と歴史の折り重なりなんだなと実感できます。 自分の暮らしている場所が、名前を通して急に立体的に見えてくる感じがあるので、土地や家族のルーツをそっと確かめたい人にはかなり合うと思います。名前の意味を知ったからといって劇的に何かが変わるわけではないけれど、自分が立っている場所との距離が少しだけ縮まる、そんな一冊でした。
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読書インサイト
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開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの57%が集中しています。
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出版社による紹介
日本の苗字の数はなんと、約30万! 中国で約500、フィンランドでも3万程度なのに比べると、その数は驚異的だ。日本にはなぜこんなに苗字が多いのか。栗花落(つゆり)、纐纈(こうけつ)、百鬼(なりき)などの難しい姓はどうやって誕生したのか。佐藤、鈴木、高橋などのポピュラーな苗字のルーツはもちろん、知れば知るほど面白い苗字の知識をまるごと紹介。自分の意外なルーツや日本の苗字の変遷の歴史がよくわかり、小鳥遊(たかなし)、月見里(やまなし)、四月一日(わたぬき)など、簡単には読めない苗字にもくわしくなれる。初対面の人との会話や場を盛り上げる雑学本としても活用可能だ。
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