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フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち

マイケル・ルイス, 渡会圭子, and 東江一紀

文藝春秋 / 2019-08-06

累計読者数3
平均ハイライト数 9.7件/人
推定読了時間 約4時間36分
star総合評価 45/100
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この本について

仕事でも日常でも、「自分だけが遅れてる気がする」とか、「本質より細部の小競り合いに振り回されてるな…」みたいな感覚ってありませんか。自分の努力や集中力の問題だと思いがちですが、仕組みそのものがそうさせている場面って意外と多いんですよね。 『フラッシュ・ボーイズ』を読むと、その感覚が少し言語化されます。たとえば、ロシア人プログラマーがコンピューターに触れる時間が限られていたせいで、結果として“思考を深めてからコードを書く”姿勢が身についたというくだり。逆説的ですが、環境が人の仕事の質を変えてしまう。その視点は、私たちの働き方にもそのまま重なると思いました。また、株式市場の「スピード競争」が、当事者以外から見えないレベルで歪みをつくり、その中で正攻法の取引が割を食っていたという話は、目の前の理不尽に名前をつけてくれるような感覚があります。 この本が特別なのは、巨大な市場の話をしながら、人が環境にどう影響され、どう選び直すかを描いているところです。自分の「なぜうまくいかないのか」を、努力論ではなく構造の目線で考えたい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

株式市場で、巨大な詐欺が行われていた!? 何故か株を買おうとすると値段が逃げ水のようにあがってしまう。その陰には巨大詐欺と投資家を出し抜く超高速取引業者の姿があった。 ※この電子書籍は2014年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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