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フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち (文春文庫)

フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち (文春文庫)

マイケル・ルイス, 渡会圭子, and 東江一紀

文藝春秋 / 2019-08-06

累計読者数4
平均ハイライト数 14.8件/人
推定読了時間 約4時間36分
star総合評価 54/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 33%

この本について

仕事の判断で「なんでこんなに見えない力に振り回されるんだろう」と感じることが、僕にはよくあります。自分の努力とは別のところで物事が決まっていくような感覚。特に組織のルールや仕組みが絡むと、何が正しいのかすら見えなくなることがあります。 『フラッシュ・ボーイズ』を読むと、そのモヤモヤの正体が少し透けて見えてきます。株式市場という極端な場所で、人より一瞬早く知ることが「優位」になり、その優位を巡って仕組みがどんどん歪んでいく。抜粋にもあるように、人は必ずシステムをすり抜けようとするし、複雑さを増した仕組みは、気づけば自分を飲み込む“象”みたいになる。これは金融だけの話じゃなく、僕らが働く環境でもよく起きています。 一方で、この本に出てくる人たちはただ告発したのではなく、「つけこまれる余地をなくすために、可能な限りシンプルにする」方向へ動きます。自分の人生を振り返ったときに誇れるかどうか、という視点で選択する場面も印象的でした。複雑な世界で、自分がどんな基準で動くかを見直すきっかけになります。 組織の理不尽さや不透明さに疲れたとき、「システムとどう向き合えばいいのか」を考えたい人には特に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

株式市場で、巨大な詐欺が行われていた!? 何故か株を買おうとすると値段が逃げ水のようにあがってしまう。その陰には巨大詐欺と投資家を出し抜く超高速取引業者の姿があった。 ※この電子書籍は2014年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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