
トレーディング・ゲーム 天才トレーダーのクソったれ人生
ギャリー スティーヴンソン and 千葉 敏生
早川書房 / 2025-05-09
累計読者数6
平均ハイライト数 9.7件/人
推定読了時間 約6時間41分
star総合評価 47/100
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この本について
仕事って、がんばればなんとかなると言われがちですが、実際は「努力の前にそもそも土俵が違うんじゃないか」と感じる瞬間があります。自分だけがルールを知らないまま、妙なゲームに参加させられているような感覚。今回の抜粋を見ていても、そこに強く反応している方が多いように感じました。 『トレーディング・ゲーム』は、金融の世界を美化せず、むしろ露骨なまでに“格差の構造”と“ゲームのルール”を暴いていきます。金持ちは貧乏人をどう見ているのか、どの仕事がどう評価されるのか、そして何より「勝つためにはまず仕組みを理解しないと始まらない」という視点が、やけに現実的です。読んでいて肩は重くなるのに、どこかスッと整理される瞬間があるのは、自分が無自覚に抱えていた怒りや違和感に名前をつけてくれるからだと思います。 この本が効くのは、努力論ではなく“構造”で物事を考えたい時です。自分の働き方が報われないのは能力か、環境か、そのどちらでもない別の要因なのか。著者がトレーディングの世界で実際に体験した理不尽や歪みを追体験していくと、今いる場所の見え方も少し変わってきます。そこから「じゃあ自分はどう動くか」を考える余白が生まれるのが、この本の現実的な良さだと思います。 刺さるのは、今のキャリアに“違和感の正体”を知りたい人です。
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出版社による紹介
金融市場を駆け上った男の末路とは? クレイジーでダークなノンフィクション 東ロンドンの貧しい家庭出身の著者は、類いまれな数学の才能を武器にトレーダーとして成り上がる。リーマンショックや3.11の帰結を精確に予測し大金を稼ぎ出すが、一方で虚無感が膨れ上がっていき……金融界の狂気的な内幕を赤裸々に描く全英No.1ベストセラー
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