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よみがえる古代思想 「哲学と政治」講義I (講談社学術文庫)

よみがえる古代思想 「哲学と政治」講義I (講談社学術文庫)

佐々木毅

講談社 / 2012-10-10

累計読者数4
平均ハイライト数 15.3件/人
推定読了時間 約3時間12分
star総合評価 53/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%

この本について

最近、仕事でも生活でも「判断の軸が外に揺れやすいな」と感じることが増えてきました。成果や評判を追いかけているうちに、自分が何を基準に動いているのか曖昧になるあの感覚です。頑張っているつもりなのに、どこか落ち着かない。そんなときに古代の人たちはどう考えていたのか、視点をずらすような本が意外と効きました。 『よみがえる古代思想 「哲学と政治」講義I』は、昔の思想を“歴史の豆知識”としてではなく、今の行動にどうつながるかという目線で語ってくれます。たとえば、ギリシア人が「魂の不滅」よりも「名声=行為が残す痕跡」を重んじていた話は、評価の不安に振り回されやすい自分にはけっこう刺さりました。また、善悪の判断を外側のルールではなく「自分の中の秩序」に置き直す流れは、判断に迷ったときの足場になりやすい感覚があります。さらに、プラトンが政治を“技術”として語るあたりは、組織に関わる仕事の「統合するとは何か」を考えるヒントにもなるはずです。 古代思想なんて遠い世界に思えますが、読んでみると意外なほど“今の迷い”に向いてくる。そういう意味で、この本は地に足のついた思想書だと思います。自分の判断基準をいったん作り直したい人に刺さります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

政治について根源的に考えようとする時、人は古代ギリシア・ローマの哲学に立ち戻らざるを得ない。人間と政治の関わりについて、これほど深く、率直に議論された時代は他にないからである。ポリス最大の悪徳「ヒュブリス」とは。プラトンの唱えた「哲人王」とは。ローマの政治家はなぜ哲学を嫌ったのか。政治思想史の第一人者が「政治の本質」を語る。(講談社学術文庫)
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