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英米哲学史講義 (ちくま学芸文庫)

英米哲学史講義 (ちくま学芸文庫)

一ノ瀬正樹

累計読者数7
平均ハイライト数 25.3件/人
star総合評価 52/100
start序盤集中型
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この本について

仕事の場面で「原理原則は大事だけど、実際はそんなにきれいに割り切れないよな…」と感じることが増えてくると、哲学の話もどこか遠い世界のものに思えてきます。理想と現実のあいだで揺れながら、それでも自分なりに考える軸は持ちたい。そんなときに、この本が意外と効いてきました。 どの立場が正しいかを押しつけるのではなく、分析哲学が生まれてきた背景や、経験論の「努力し試みる」という原義から、人間の判断がどれだけ状況に依存しているかを丁寧に拾ってくれるんですよね。たとえば功利主義も、抽象的な善悪の話ではなく、私たちが実際に「噓も方便」と判断してしまうような場面から出発する思想として描かれていて、妙に現実感があります。哲学を知っている人ほど陥りがちな言葉の誤解をほぐしてくれるのもありがたいところで、後の哲学の用語で過去の思想を読み替えてしまう倒錯を避ける視点は、普段の仕事の情報整理にもそのまま使える感覚でした。 結局のところ、この本は「難解な哲学のまとめ」ではなく、自分の判断や行動の裏側にある前提を言語化し直すための手がかりをくれる一冊です。最近、思考が抽象に寄りすぎて足元がふわつく感じがする人には、特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

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