
図解 哲学がわかる本
竹田青嗣
この本について
仕事でも日常でも、言葉をどう捉えるかで判断がぶれることってありますよね。自分の中では筋が通っているつもりでも、「なんでこんなに噛み合わないんだろう」と立ち止まるあの感じ。僕も同じで、考えすぎて泥沼にはまるタイプなんですが、この本に出会ってから、そもそも“考える”ってどういう営みなのかを少しだけ掴めるようになりました。 たとえば、読者の方が抜き出していた「在るものは在り、在らぬものは在らぬ」というパルメニデスの話。言ってしまえば当たり前なのに、そこから“言葉と現実のズレ”にまで踏み込んでいく視点は、自分が悩んでいたモヤモヤの源を見せてくれました。あるいはピュタゴラスの“世界は何でできているかではなく、何が秩序づけているか”という発想に触れると、いま目の前で起きていることの見え方が少し変わります。さらに、プラトンが結局のところ「善く生きたい」という願いを出発点にしていた、という説明には肩の力が抜けました。哲学って難しい概念の積み重ねじゃなくて、人の悩みから始まっているんだなと。 この本は、歴史上の哲学者たちを“人格ごと”描いてくれるので、ただの思想集としてではなく、「自分たちと同じように迷っていた人の考えたこと」として読めます。感情的すぎるルソーや、リアリズムに振りきったマキャベリのエピソードは、思考の癖を見つめ直すきっかけにもなるはずです。 考えすぎて混乱するけど、放っておくと不安になるタイプの人に、とても相性がいい一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









