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超解読! はじめてのカント『純粋理性批判』 (講談社現代新書)

超解読! はじめてのカント『純粋理性批判』 (講談社現代新書)

竹田青嗣

講談社 / 2011-04-15

累計読者数4
平均ハイライト数 107件/人
推定読了時間 約3時間43分
star総合評価 59/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

考えごとが多い時期って、つい「そもそも、こういう問いって考えて意味あるんだっけ?」みたいな根本のところでつまずきませんか。自由って存在するのか、原因ってどこまでさかのぼれるのか、時間や世界って本当に“そのまま”の形であると言えるのか……。頭では考えているつもりでも、いつの間にか混乱してしまうあの感じです。 この本が丁寧なのは、カントの難解な議論を単に説明するのではなく、「そもそも理性の問いにはどこまで答えられるのか」という線引きを一緒に見直していくところです。読者が保存していた抜粋にもあるように、経験の外側にまで原因を求めてしまうとアンチノミーが生まれることや、空間や時間といった“認識の形式”に気づくことで、混乱そのものの仕組みが少しずつ見えてきます。問いの立て方を変えるだけで、同じ悩みでも行き詰まり方が変わる、という感覚に近いです。 また、理論理性では答えが出ない領域でも、実践理性としての自由や道徳の話になると見えてくるものがある、というカントの視点も紹介されています。何かを決めるとき、理由をどこまでさかのぼればいいのかと悩む人には、かなり腑に落ちる部分があると思います。 「考えすぎて、問いそのものの整理がつかなくなる人」に静かに効く一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

近代哲学の最高峰をいまこそ読み直す! 「形而上学の不可能性」の原理とは? 「アンチノミー」「カテゴリー」「物自体」とは何か――。 近代社会における知の全地平を見渡すうえで必読の一書をわかりやすく平らげる。「超解読」シリーズ第二弾! 【目次】 まえがき 1 先験的原理論 第一部門 先験的感性論 第二部門 先験的論理学 第一部 先験的分析論 第二部 先験的弁証論 2 先験的方法論 あとがき
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