
新・哲学入門 (講談社現代新書)
竹田青嗣
講談社 / 2022-09-15
累計読者数4
平均ハイライト数 43.8件/人
推定読了時間 約3時間50分
star総合評価 64/100
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この本について
仕事のことでも、人間関係でも、目の前の出来事をどう受け取るかが日によってブレてしまうことってありますよね。理解したつもりでも、どこか地に足がつかない感じが続くというか…。自分でも説明しづらい「内側の揺れ」が、世界の見え方そのものを変えてしまうのが厄介です。 竹田青嗣さんの『新・哲学入門』は、その揺れをごまかさずに扱うための“視点の組み替え”を静かに促してくれます。たとえば、知覚よりも前に情動が世界を分節しているという説明は、普段の判断のクセに気づくきっかけになりますし、「現前意識」を世界の最後の底板として捉える発想は、迷いの根っこを丁寧に見に行く感覚に近いです。また、社会についての議論も、善悪や制度を一気に断罪するのではなく、なにが代替不可能なのかを冷静に見極める視線を与えてくれます。 大げさに人生を変えるというより、薄い霧が少し晴れるように、自分の感じ方と世界の関係が腑に落ちる瞬間がある本です。自分の内側の動きと向き合いながら考えたい人には、とくに刺さると思います。
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出版社による紹介
本書の主な内容 第1章 哲学の本質 第2章 本体論的転回と認識論の解明 第3章 欲望論哲学の開始 第4章 世界認識の一般構成 第5章 幻想的身体論 第6章 無意識と深層文法 第7章 価値審級の発生 第8章 「善と悪」 第9章 「きれい-きたない」審級 第10章 美醜 第11章 芸術美 第12章 芸術の本質学 終章 芸術の普遍性について
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