
独裁の世界史 (NHK出版新書)
本村 凌二
累計読者数9
平均ハイライト数 7.9件/人
推定読了時間 約4時間41分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
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この本について
政治のニュースを見ていて、「なんでこんなに極端な方向に揺れるんだろう」とか「リーダーって結局、誰がやっても同じなのでは」と感じることが増えてきました。自分の生活に直結していないようで、どこか落ち着かない。そんなモヤモヤを抱えたまま過ごすのが、最近はけっこうしんどいんですよね。 『独裁の世界史』は、そういう不安に直接答える本ではありません。ただ、世界史をゆっくりたどるだけで、「民主政って実は長続きしないんだ」とか「独裁が台頭する理由は、人々が疲れ切ったときにこそ現れる」といった、視点の置き場所が少し変わります。たとえばアテネの民主政がわずか百年ほどで揺らいだ話や、ムッソリーニが“求められて”登場した背景。あるいはローマが独裁官という非常時の制度を持っていた理由など、いまの社会でも心当たりがあるような流れが見えてきます。 読んでいて思ったのは、独裁か民主かの二択ではなく、どんな政体でも「リーダーの見識」と「市民の自覚」が抜け落ちると一気に不安定になるという点でした。自分が政治の専門家でなくても、なぜ不安を感じるのか、その正体が少し言語化できるようになる本です。 「最近の社会の空気にざらつきを感じるけど、感情論ではなく歴史の視点で整理したい人」にはかなり刺さると思います。
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出版社による紹介
古代ローマ史の泰斗が、「独裁」を切り口に2500年規模の世界史を大胆に捉えなおす。悪政に抗う知恵は歴史に学べ!
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