
民主主義の死に方―二極化する政治が招く独裁への道―
スティーブン・レビツキー, ダニエル・ジブラット, and 濱野大道
新潮社 / 2018-09-27
累計読者数5
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推定読了時間 約4時間48分
star総合評価 60/100
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この本について
日々ニュースを見ていると、「なんでこんな人が選ばれるんだろう」とか、「自分の一票はどこまで意味があるんだろう」と、じわっとした不安が出てきませんか。自分も同じで、感情的な空気に政治が振り回されていく感じに、どう向き合えばいいのかずっと悩んでいました。 この本は、そんなモヤモヤを一度引きはがしてくれるというか、目の前の炎上からいったん距離を置いて、歴史全体で「民主主義が壊れるときに何が起きていたのか」を具体的に見せてくれます。選挙で選ばれたリーダーが制度をむしばむ事例が続くところは、他国の話なのに背筋が冷えましたし、政党が“濾過”機能を失った瞬間に何が起こるかの描写は、いま自分が感じている不安の正体を言語化してくれる感覚がありました。また、極端な候補を支持しないために異なる陣営同士が一時的に協力したオーストリアやフランスの例は、現実的にどんな行動が取りうるのかを考えるヒントになります。 「政治の空気が荒れたとき、自分はどう判断したらいいのか」に迷っている人に刺さると思います。読んで派手に元気が出る類の本ではないけれど、足元の揺らぎを少しだけ整理したいときに、そっと助けてくれる一冊でした。
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出版社による紹介
世界中を混乱させるアメリカのトランプ大統領を誕生させ、各国でポピュリスト政党を台頭させるものとは一体何なのか。欧州と南米の民主主義の崩壊を20年以上研究する米ハーバード大の権威が、世界で静かに進む「合法的な独裁化」の実態を暴き、我々が直面する危機を抉り出す。全米ベストセラー待望の邦訳。
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