
さあ、気ちがいになりなさい (ハヤカワ文庫SF)
フレドリック ブラウン、星 新一
早川書房 / 2016-10
累計読者数3
平均ハイライト数 16.7件/人
推定読了時間 約7時間41分
star総合評価 53/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 90%
この本について
最近、「自分はいまどこに立っているのかよく分からない」と感じることが増えていませんか。仕事で役割を演じている時間と、本来の自分でいたい時間の境目があいまいになって、どちらが本音でどちらが仮面なのか分からなくなるあの感じです。抜粋を読んでいても、「ふたつの生活のあいだに線が引かれたようだった」「ぼくを知っているみんな、なのですから」という部分に惹かれた方は多いと思います。まさにそこで悩んでいるからこそ刺さる言葉です。 『さあ、気ちがいになりなさい』は、記憶を失ったふりをして精神病院に潜入する主人公が、役割としての自分と、本来の自分のあいだで揺れ続ける物語です。ただの設定の面白さではなく、「人はどこまで他人の期待に合わせて生きられるのか」「演じ続けた自分は、いつか本物になるのか」という問いがじわじわ残ります。意図的に“記憶喪失を演じる”という構造が、日常のなかで私たちが無意識にやっていることを極端な形で見せてくれるんですよね。 読みながら、自分がどこで嘘をつき、どこで本音に触れようとしているのかが見えてくる瞬間があります。誰かのために作った自分に疲れた時や、「本当の自分って何だっけ」と立ち止まりたくなった時に効く本です。演じることに慣れすぎてしまった人ほど刺さるはずです。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの92%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
記憶喪失のふりをしていた男の意外な正体と驚異の顛末が衝撃的な表題作、遠い惑星に不時着した宇宙飛行士の真の望みを描く「みどりの星へ」、手品ショーで出会った少年と悪魔の身に起こる奇跡が世界を救う「おそるべき坊や」、ある事件を境に激変した世界の風景が静かな余韻を残す「電獣ヴァヴェリ」など、意外性と洒脱なオチを追求した奇想短篇の名手による傑作12篇を、ショートショートの神様・星新一の軽妙な訳で贈る。
目次
みどりの星へ
ぶっそうなやつら
おそるべき坊や
電獣ヴァヴェリ
ノック
ユーディの原理
シリウス・ゼロ
町を求む
帽子の手品
不死鳥への手紙
沈黙と叫び
さあ、気ちがいになりなさい
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




