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Fate/strange Fake(1) (電撃文庫)

Fate/strange Fake(1) (電撃文庫)

成田 良悟, 森井 しづき, and TYPE-MOON

KADOKAWA / 2019-04-10

累計読者数5
平均ハイライト数 2.6件/人
推定読了時間 約4時間5分
star総合評価 47/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 69%

この本について

最近、人と向き合うときに「本音で動くのが怖いな」と感じる瞬間が増えている気がします。強がったり、逆に自分をごまかしたりして、そのほうが楽だとわかっているのに、どこかで胸の中がざわつく。大げさな話じゃなく、ちょっとした会話や仕事中の判断でも同じで、「自分は何者として振る舞ってるんだろう?」と立ち止まることがあるんですよね。 『Fate/strange Fake(1)』の抜粋を見ていると、そのざわつきに触れるような場面が多くて、読者の方が保存した理由もすごくわかる気がしました。例えば、偉そうに見えて実は未熟さを抱えたまま王であろうとする存在や、悪人や狂人の“ふり”をすることで自分を守る登場人物たち。どれも極端なキャラクターに見えるのに、「ああ、こうやって役割に逃げたくなる気持ち、わかるな」と思わされます。物語として派手なのに、感情の動きは妙に生活感があるというか。 この作品が効いてくるのは、まず“自分が選んでいる仮面”に気づけるところだと思います。誰かの前でどう振る舞うかを決めているのは結局自分で、その理由も本当はうすうすわかっている。でも、キャラクターたちの極端なやり方を見ると、なぜか少し俯瞰して見られるようになる。そしてもう一つ、驚きや焦りが混ざった「おまえなのか?」のような場面は、関係性の本質に触れる瞬間の温度を思い出させてくれます。強がりや役割を抜きにした時にだけ出てくる感情って、誰にでもありますよね。 こんな人に刺さると思います。自分がつい“演じてしまう瞬間”に心当たりがある人。物語としてはしっかりエンタメなのに、読んでいる自分のほうが少しだけ素直になる不思議な一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

<あらすじ> それは神々の戦か、あるいは地獄か。二百体を超える悪魔と化した『バーサーカー』ジャック・ザ・リッパーの能力すら奪い去り、『真アーチャー』——変質した大英雄の暴威——。 病院に眠る一人の少女を屠り去ろうとする『真アーチャー』に立ちはだかり、疑似宝具の力によって奮闘するクラン・カラティンたち。その絶望的な戦いに逆転の一手を投じたのは、戦場に初めて姿をあらわした警察陣営の『キャスター』による切り札だった。 一方、病院前の戦場に駆けつけた『セイバー』は、遥か格上の英霊ギルガメッシュとの一騎打ちに挑み……。
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