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教養としての「世界史」の読み方

教養としての「世界史」の読み方

本村 凌二

PHP研究所 / 2024-04-01

累計読者数12
平均ハイライト数 11件/人
推定読了時間 約4時間10分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%

この本について

仕事をしていると、「目の前の判断が正しいのか」「もっと長いスパンで物事を見られたらな」とモヤっとすることがあります。情報は溢れているのに、視点だけが縮んでいくような感覚です。そんなときにこの本を読むと、世界史という大きなスケールに触れることで、自分の立ち位置を少し客観的に見直せました。 特に刺さったのは、ローマ人が勝利そのものより“名誉”を重んじていた話や、情報をどう集めてどう整理するかが国家の命運を左右したという指摘です。これは現代の仕事にもそのまま響きます。また、文明が生まれた背景を「乾燥化」という一見地味な現象から読み解くくだりは、物事の原因を一段深く見にいく感覚を取り戻させてくれます。派手な逆転劇より、地味な前提条件こそが世界を動かす、という視点です。 歴史を特別なものとして扱うというより、「今の世界や自分の判断をどう捉えるか」の道具として読める一冊でした。過度にロマンを盛らず、現実的な説明で積み上げていくので、読み終わったあとに“使える感覚”が残ります。日々の判断がつい短期化してしまう人に特にしっくり来ると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「古代ローマ史」第一人者が、世界史の読み方をわかりやすく解説。東京大学教養学部で28年間、早稲田大学国際教養学部で4年間、教壇に立って語ってきた著者のエッセンスを凝縮。人間社会の普遍的な真理を教えてくれる「古典」と、人類の経験の集大成である「世界史」、この2つをきちんと学び、身につけることで「教養」の基礎が築かれる。現代を読み解くヒントは、世界史の中にある。過去を知ることで今がわかる。 〈目次〉●序章:「歴史に学ぶ」とは何か? ●第1章:文明はなぜ大河の畔から発祥したのか ●第2章:ローマとの比較で見えてくる世界 ●第3章:世界では同じことが「同時」に起こる ●第4章:なぜ人は大移動するのか ●第5章:宗教を抜きに歴史は語れない ●第6章:共和政から日本と西洋の違いがわかる ●第7章:すべての歴史は「現代史」である 本書は、2017年1月にPHPエディターズ・グループから刊行された『教養としての「世界史」の読み方』を加筆・修正したものです。 【PHP研究所】
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