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8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声 (角川SSC新書)

8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声 (角川SSC新書)

山崎 広子

KADOKAWA / 201804

累計読者数3
平均ハイライト数 9.3件/人
推定読了時間 約2時間29分
star総合評価 41/100
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この本について

人前で話すとき、自分の声がいつもより頼りなく聞こえたり、録音を再生して落ち込んだり…。仕事でも日常でも「声ってこんなに自信を左右するのか」と思う瞬間、けっこうありますよね。僕も同じで、声そのものより「相手にどう届いてるのか」がずっと気になっていました。 この本が面白いのは、声を才能ではなく“扱える要素の集合体”として説明してくれるところです。たとえば、眉を上げるだけで声が明るくなるとか、話し始めは誰でも早口になるから最初の一文だけ徹底的に録音して整えるとか、やってみると即わかる工夫が多いんです。また、人間がどれだけ音声に影響されるかという話もあって、ルワンダの事例まで踏み込んでくるあたり、声が単なるコミュニケーション手段ではないことを実感させられます。 そして一番刺さったのは、「いい声」を目指すより、自分が心地よいと思える“その人本来の声”を見つけるプロセスを丁寧に書いているところ。録音して、気になるところを少しずつ直して、また録音して…という地味な作業だけど、実際これが一番効くんだろうなと感じました。誰かを演じるのではなく、自分の声と折り合いをつけていく感覚に近いです。 自分の声に苦手意識がある人、あるいは「もっとちゃんと伝わる話し方をしたい」と思っている人には、静かに刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

声を出さない、誰の声も聴かないなどという日は、ほとんどないのではないでしょうか。声は自分を取り巻く生活にあたりまえにあるもの。まるで空気のようです。空気はなくならなければ、その重要性に気がつきません。声もとても大切なものなのに、意外と意識されている人はいないのではないでしょうか。でも、自分の声を知ることは、自分という“存在の意味”を知ること。「病気」「悩み」「嘘」……声を聞くことによって、さまざまなことを知ることができます。そして声によって人生まで変えることもできるものなのです。そんな“声の魔法”をお教えましょう。 山崎 広子(やまざきひろこ)国立音楽大学卒業後、複数の大学にて心理学および音声学を学ぶ。音楽ジャーナリスト・ライターとして取材・執筆をするとともに、音声が人間の心身に与える影響を認知心理学をベースに研究。学校教材の執筆も多く手がけ、ミュージック・ソムリエ協会では音楽心理学の講師を務める。「音・人・心 研究所」創設理事。日本音楽知覚認知学会所属。
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