
矢口新の相場力アップドリル 為替編
矢口新
Pan Rolling Inc / 2004-09-01
累計読者数4
平均ハイライト数 6件/人
推定読了時間 約2時間22分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 38%
この本について
為替を触っていると、「なんで今日こんなに動くんだろう」「材料を追ってるのに、結局よく分からないまま終わった…」みたいな日ってありますよね。僕もずっと、ニュースとチャートの間で手応えのない感じを抱えていました。動いている理由が分からないままポジションを持つのは、落ち着かないものです。 この本が面白いのは、相場を“実需と仮需”に分けて見るだけで、値動きの風景がかなり変わるところです。たとえば「実需がトレンドをつくり、仮需がボラティリティをつくる」という視点に触れると、普段の乱高下が“トレンドの材料ではない揺れ”として扱えるようになる。輸出と輸入のドル売買がどう噛み合うかを知ると、貿易収支の数字が単なる指標ではなく、継続的な円高・円安の“踏ん張りの源”として見えてくる。ニュースの材料にも、瞬間的なものとボディブローのように効いてくるものがあると分かるだけで、日々の情報整理がだいぶ楽になります。 結局のところ、この本は「相場がどうして動くのか」を地に足のついた形で説明してくれる一冊です。派手なテクニックより、値動きの土台を理解したい人にはちょうどいいと思います。チャートの裏側にいる“買い手と売り手の意欲”を想像できるようになりたい人に刺さる本です。
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出版社による紹介
本書では相場を動かす2つの要因、実需と仮需について徹底的に解説しています。 ひとことで述べるなら、実需がトレンドをつくり、仮需がボラティリティ(価格の振幅)をつくります。しかし、実際の売買でどれが実需か仮需かの区別をすることは難しいので、相場を動かす材料から「実需を表す材料、仮需だけの材料」と分類して解説しています。例えば仮需だけの材料ですと相場は「いってこい」となり、価格の振幅(ボラティリティ)だけがあってトレンドにはなりません。これがわかれば、トレードのアイデアが湧くというものです。 前半の【説明編】で価格変動の本質を理解していただいたら、後半の【ドリル編】で事例問題集にあたっていただきます。答えを見ずにまず自分で解いていただこうと思っていますので、解答と解説は次ページに載せるようにしました。これらはモデル問題と解答ですので、一通り解き終わりましたなら、今度は新聞やテレビで解説される「相場を動かす材料」から自分の相場観とトレードアイデアを組み立ててみてください。そして納得がいかないところがあれば、もう一度本書の【説明編】、あるいは【ドリル編】にて似たような材料を再確認してください。この作業の繰り返しであなたの相場力は確実にアップします。相場力がアップすると、自分に合った「相場つき」のときの儲けを大きくできるだけでなく、自分に合わない「相場つき」のときでも、なんとか凌げるようになるのです。 相場でリスクを取るのは自分なのですから、自分で相場を判断する力をつけて ください。ご健闘をお祈りします。
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