
だから片づかない。なのに時間がない。
マリリン・ポール and 堀 千恵子
ダイヤモンド社 / 2004-06
この本について
部屋を見渡すたびにため息が出たり、休みの日なのに「まず片づけないと何も始まらない…」と止まってしまうこと、けっこうありますよね。僕も忙しい時期ほど散らかりやすくて、その散らかりがさらにストレスを呼ぶ、みたいな悪循環に入っていました。そんな時に読んだのが『だから片づかない。なのに時間がない。』で、抜粋を見てもわかるように、単なる整理術ではなく「なぜ片づけられないのか」を丁寧に掘り下げてくれる本です。 特に刺さったのは、物が景観をつくり、その景観が生き方まで左右するという視点でした。机の上が散らかっている日って、仕事に対して受け身になりやすいのはそういうことなのか、と腑に落ちました。もうひとつは、だらしなさの裏にある感情や事情を探るアプローチです。物を捨てられない理由を「性格」と片づけず、自分の深いところにあるこだわりや不安を見に行く。ここを避けていたから、何度リセットしてもすぐ元通りになっていたんだなと気づかされました。そしてこの本は、いきなり家全体を変えようとせず、「今週末の大掃除」ではなく狭い範囲に集中する姿勢をすすめてくれます。変化を無理に盛らないところも現実的で安心します。 片づけを通して生活の態勢を整えたいけれど、自分のペースでやりたい人にはとても合うと思います。僕と同じように「片づけても生活が変わらない」と感じてきた人ほど、ここに書かれた視点の転換が効いてくるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
読書の順序
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