
イラストでときめく片づけの魔法
近藤 麻理恵
この本について
部屋を片づけようと思って動き出したはずが、気づけば別の棚をいじってしまったり、モノを移動させただけで終わったり……。自分ではがんばっているつもりなのに、全体がちっともスッキリしない。このあたりのモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。 この本を読んで刺さったのは、「順番を守るだけで片づけはぜんぜん変わる」という当たり前なのに見落としがちな視点でした。衣類から始めて、最後に思い出品に触れるという流れを守るだけで、片づけの迷いが減っていく。逆に、部屋ごとに整理しようとしていた頃は、ただ別の部屋にモノを移動しているだけで、持ち物の全体像がまったく見えていなかったんだと気づかされました。 そしてこの本がいいのは、理屈だけで終わらないところです。スポンジの水気をしっかり絞るとか、収納の道具を面倒がらずに取り出せるように整えるなど、日常のちょっとした動作が変わる具体性がある。こういう細かい話が積み重なると、家の扱い方そのものが少しずつラクになっていきます。「人生の記録を片づける」という少し重めのテーマにも触れていて、モノと向き合うことが、過去との距離感を調整する行為なんだと改めて感じました。 「片づけても片づけても散らかってしまう」「どこから手をつけるべきかわからない」と感じている人には、とくに刺さるはずです。僕自身がそうだったように、片づけが苦手だからではなく、ただやり方を知らなかっただけなんだと思わせてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
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