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笑いとユーモアが身についてしまう本: 心地よいコミュニケーションを生む話し方

笑いとユーモアが身についてしまう本: 心地よいコミュニケーションを生む話し方

荒沢 秀文

累計読者数4
平均ハイライト数 1.3件/人
star総合評価 39/100
boltライト読書型
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この本について

人前で話すとき、うまくやろうとするほど身体が固まったり、言葉の温度が相手に届かないまま終わってしまうことってありますよね。僕もよくあります。場を軽くしたいのに、気の利いたひと言が出てこなくて「あれ、今ちょっと空気重い…?」と自分で落ち込む瞬間があるんです。 この本を読んでいて印象に残ったのは、著者が特別な才能で笑いを生んでいるわけではなく、緊張した自分ごとをそのまま場に置くことで空気がほぐれていく、というところでした。披露宴で「新郎以上に緊張しています。キンチョウの夏、日本の夏ということで」と言って会場が少し緩む感じ。あれって、ユーモアというより“余白の作り方”に近いんですよね。無理に盛り上げようとしなくても、正直さにひと呼吸分の遊びを足すだけで、人は安心するんだなと気づかされました。 もうひとつ刺さったのは、ユーモアとレジリエンスがつながって語られていたこと。落ち込みやすい時期こそ、軽い視点転換が自分を助けてくれることがあります。深刻なまま抱え込まず、状況に小さくツッコミを入れるだけで、心のスペースが少し戻ってくる。ユーモアって「人を笑わせる技術」というより、自分を追い詰めすぎないための態度なんだと感じました。 会話でよく力んでしまう人、人前で話す場が苦手な人、そして“空気を柔らかくする”具体的なコツを知りたい人には静かに届くと思います。

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