
初対面でも話がはずむ おもしろい伝え方の公式
石田章洋
日本能率協会マネジメントセンター / 2016-12-30
この本について
初対面の人と話すたびに、「盛り上げよう」と思うほど空回りしてしまうことってありませんか。僕も同じで、真面目にやろうとするほど相手との距離が縮まらず、気づけば会話が「作業」みたいになってしまうことがよくあります。そんなときに、この本の抜粋を見てハッとしたのは、面白く話す以前に“相手をちゃんと観察する”ことが土台なんだという点でした。 例えば、相手のまばたきが減っていたら興味を持ってくれているサインだとか、緊張がほぐれた瞬間に笑いが生まれやすいとか、現場で使える視点が多いんです。ユーモアも「センスがあるかどうか」ではなく、ハードルを下げて自分の失敗談を少し混ぜるだけで、場の空気が柔らかくなる。その小さな変化が、結果的には話が弾む状態につながるんだなと感じました。 もうひとつ印象的だったのは、「映像化」して伝えるという考え方です。たとえ話も、オノマトペも、結局は相手の頭の中に情景を作るためのツールなんですよね。たしかに、ただ事実を並べるより、情景が浮かぶ話のほうが自然と聞いてしまう。これは仕事の説明でも雑談でも、かなり応用が効きました。 コミュ力をゴリゴリ鍛えたい人というより、「雑談で気まずくなりがちだけど、できればもう少し楽に話したい」くらいの人にちょうどいい本です。日常の会話が少しだけ軽くなる、そのための具体的なコツが欲しい人には刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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