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そして、バトンは渡された (文春文庫)

そして、バトンは渡された (文春文庫)

瀬尾 まいこ

文藝春秋 / 202010

累計読者数34
平均ハイライト数 7.2件/人
推定読了時間 約46分
star総合評価 58/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 52%

この本について

人間関係に揺れたり、家族の距離感がよくわからなくなったり、何を優先すればいいのか迷うときってありませんか。誰かと深く関わりたい気持ちと、傷つくのが怖い気持ちが同時に走って、どこにも正解が見えないあの感じです。僕もよくそこで立ち止まります。 『そして、バトンは渡された』が効くのは、なにか大きな答えを示してくれるからではなく、登場人物たちが同じように迷いながら、それでも日々の暮らしの中で少しずつ関係を育てていく姿に触れられるからだと思います。たとえば「今一緒にそばにいてくれる人を大事にしよう」という感覚は、劇的な事件ではなく、日々の台所や会話の積み重ねから生まれてくるものとして描かれていますし、「明日が二つになる」という言葉を通して、自分の人生の延長線上に誰かの未来がつながっていく実感が、じんわり理解できてきます。また、血のつながりよりも“共にいた時間”が人を支えることもあると知ることで、自分の関係性の見え方も少し変わります。 家族に限らず、「自分のまわりにいる人との距離の取り方に悩んでいる人」には、きっとやわらかく沁みるはずです。特別なことをしなくても、人は誰かのそばで少しずつ変わっていけるんだと、読み終わったあと静かに背中を押してくれる本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

2021年10月29日(金)、映画公開決定! 本屋大賞を受賞したベストセラー小説のコミカライズ版。 「優子ちゃんは、あたしがお母さんでよかった?」 高校3年生の優子は、幼い頃に母親を亡くしてから様々な親の間を「バトン」のように渡り歩き、今は血の繋がらない父親・森宮さんと2人暮らしをしている。 離れ離れになった実の父親、突然音信不通になった継母の梨花さん、そして常にきれいな距離感を保った森宮さんーー。 家族の形を丁寧に描いた感動作。 ※こちらは無料試し読み版です。続きは製品版をご購入の上、お楽しみください。
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