ヨムナビ
キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ (角川文庫)

キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ (角川文庫)

長月 天音

累計読者数4
平均ハイライト数 4.8件/人
star総合評価 51/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 53%

この本について

仕事でも人間関係でも、ふと「自分って何を大事にして生きてるんだろう」と立ち止まってしまう時があります。頑張りたい気持ちはあるのに、誰かと比べて焦ったり、素直になれなかったり、結局どう動けばいいのかわからないまま一日が終わっていく。そんな日ってありますよね。 『キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ』は、そういうモヤモヤを無理に解決しようとはしません。ただ、登場人物たちが抱える迷いや弱さが、こちらの生活と地続きのまま描かれていて、「ああ、自分もこうやって迷っていいんだな」と肩の力が抜けるんです。自信が持てない気持ちや、素直になれない距離感、誰かと食卓を囲むだけで心がほどけていく瞬間が、丁寧に、でも重たくなく描かれていきます。 特に効くのは、迷うことを避けてきた主人公が、じっくり向き合うことで初めて見えるものに気づいていくところ。関係性によって人の見え方が変わることや、気持ち一つで同じ行動がまったく違う意味を持つことなど、日常の小さな揺らぎをそのまま肯定してくれます。誰かと一緒に食べるごはんがただのごはんではなくなる、あの感覚も思い出させてくれます。 日々の生活に疲れて、「ちゃんと悩めている自信がない人」に刺さる一冊だと思います。無理に前向きにならなくても、安心できる場所や人との時間が、自分を立て直すきっかけになることをそっと示してくれる物語です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

長月 天音の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

恋も仕事もうまくいかなくても――私が私と向き合う場所がここにある。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要