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嶽神(下) 湖底の黄金 (講談社文庫)

嶽神(下) 湖底の黄金 (講談社文庫)

長谷川卓

講談社 / 2015-05-15

累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約4時間7分
star総合評価 16/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事でも日常でも、相手の腹の内がつかめないまま動かなきゃいけない時ってありますよね。手元の情報は少ないのに決断を迫られたり、会話の一行に妙な重さを感じたり。その曖昧さに振り回される自分にもどかしさを覚えることがあると思います。 この『嶽神(下) 湖底の黄金』の抜粋にある「大蔵殿に伺いたき儀あり、参上した」「伊賀?」という短いやり取りは、まさにその“探り合いの一瞬”を切り取った場面です。言葉は控えめなのに、背後で複数の思惑がぶつかっているのが伝わってきます。本編では、こうした静かな対話の裏で、登場人物がどう判断し、どこに身を置くかを選ぶ姿が丁寧に描かれていて、状況が読めない場面でどう踏ん張るかのヒントが散らばっています。また、立場の異なる人物の視点が交互に現れることで、自分とは違う価値観の動き方を想像しやすく、「自分ならどう動くか」を自然と考えさせられます。 静かな緊張の中で人がどう決めていくのかに興味がある人には、とても刺さる一冊だと思います。物語としての迫力はもちろん、日々の判断に迷いがちな時に、少しだけ心の筋力をつけてくれるような読後感があります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

太郎を連れ回していたのは、女だけで生きる山の者・鳥谷衆。戦場で死んだ武将の首を洗って糧を得る、地を這うような日々。一方、無坂らと異形の忍び・鶴喰、伝説の飛び加当、血を吸った山の呪い等との戦いは果てもない。物語は思いがけない黒幕の正体と、甲相駿三国同盟という結末へ加速!(講談社文庫)
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