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隣り合わせの灰と青春 (幻想迷宮ノベル)

隣り合わせの灰と青春 (幻想迷宮ノベル)

ベニー松山

リイド社 / 2023-10-25

累計読者数7
平均ハイライト数 2.9件/人
推定読了時間 約3時間30分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 15%

この本について

仕事でも人生でも、自分の“経験値”が本当に積めているのか時々わからなくなることがあります。頑張っているつもりでも、手応えより消耗の方が大きくて、ふと立ち止まる。そんな時に、この『隣り合わせの灰と青春』を読むと、少しだけ視点が変わりました。 主人公ガディが、若くしてレベル9の戦士になるまでにくぐってきた死線や、仲間があっけなく倒れていく現実は、派手な勇者譚というより「積み重ねるとはこういうことか」と静かに腹の底に響きます。努力すれば報われる、なんて単純な話ではなく、迷宮では強運も判断の一瞬も全部ひっくるめて“生き残るしかない”。その冷たさが逆に、自分の毎日の選択にリアルに重なりました。 そして、暗黒地帯を進む場面や静寂の呪文がひっそりと世界を変える描写を見ていると、前に進むって必ずしも派手な行動じゃなくて、誰にも気づかれない調整や備えの積み重ねなんだよな、と妙に腑に落ちます。うまく行っているように見える人ほど、実はこういう“見えない戦い”を抱えているのかもしれません。 派手な成長物語より、「黙々と自分の人生を進めるキャラ」に何かを感じる人には、特に刺さる本だと思います。読後に大きな答えは残らないけれど、次の一歩だけは少しだけ落ち着いて踏み出せる、そんな一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

王の宝具が大魔法使いによって奪われた。 大魔法使いは絶大な魔力で深き迷宮を作り出し 凶悪な魔物たちを召喚すると深層へ姿を消した。 王は莫大な恩賞と近衛隊入りを餌に命知らずの 冒険者を招集、宝具の奪還を命じた────。 RPG小説の金字塔として名高い『隣り合わせの灰と青春』が 令和の時代にコミカライズ&完全リブート!! 強力な魔物と武具を求めて迷宮を徘徊した「青春」が今蘇る!!!
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