
初めて人を採用する新人社長に贈る社員が育つ7つのシンプルなルール: 働きたいを作る中小企業の採用の決定版
角田 七緒、長沼 実侑紀
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star総合評価 56/100
trending_up後半加速型
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この本について
人を初めて雇うときって、「どこまで面倒を見るべきなんだろう」「自分の価値観を押しつけてないかな」と、正解がないまま走らされているような気分になります。私も最初の採用のときは、求人票を書く手よりも、胃のあたりのモヤモヤの方が忙しかったです。 この本が刺さったのは、そのモヤモヤに対して、急に大きな理想を掲げるんじゃなくて、まず“現実的な前提”を置いてくれるところでした。たとえば、「自分とこれから雇う人は違う」という当たり前を、最初のルールとしてしっかり固定してくれる。ここを腹に落とせるだけで、相手に何を期待すべきかのラインが急にクリアになります。また、コンプライアンスの章で、労務環境を整えることを“会社を守る作業”としてではなく、“社員の人生を預かる準備”として語っているのも印象的でした。残業の基礎単価の計算方法まで噛み砕いて説明してくれるので、避けてきた実務に手を伸ばすきっかけにもなります。 そして何より、採用基準の核に「素直さ」や「前向きさ」といった“人柄”を据える姿勢が、妙に腑に落ちました。スキルや即戦力を追いかけて空回りしていた自分にとって、「中途だから即戦力であるべき」という前提を手放していいと言われたのは、大きな解放でした。 これから初めて誰かを迎え入れる人、あるいは「採用って自分に向いてないかも」と感じている人にこそ、静かに効く本だと思います。
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