
採用の教科書2 即戦力採用は甘い罠?~中小企業向け、求める人材像の設定編~
稲田 行徳
累計読者数3
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star総合評価 46/100
boltライト読書型
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この本について
採用の相談を受けていてよく聞くのが、「また辞めちゃった…次はストレスに強い人を採りたい」「結婚退職だから仕方ないよね」といった、どこか“原因を本人側に寄せて”考えてしまう感じです。気持ちはすごく分かるし、僕も現場にいた頃は同じように考えていました。でもそのたびにモヤモヤだけが残るんですよね。原因を見た気になっているだけで、実態が変わらないから。 この本が効くのは、そのモヤモヤをほぐして「採用前に見るべきは、候補者より自社のほうかもしれない」と気づかせてくれるところです。たとえば、精神的に不調を抱えて辞めたメンバーが出た時に、次の“タフな人”を探す前に、環境や働き方に負荷がなかったかを丁寧に振り返る視点。結婚退職が続いた時に、「辞めない属性」を探すのではなく、「この会社は結婚後も働きたいと思える場になっているか」を問う視点。どれも派手ではないけれど、採用を根本からズレさせないための姿勢が繰り返し描かれています。 読み終えたあとに残るのは、「求める人材像を描く前に、まず自分たちの現実を正しく見る」という静かな覚悟のようなものです。きっと、採用が自転車操業になっている気がする人には特に刺さると思います。
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