
「日本でいちばん大切にしたい会社」がわかる100の指標 (朝日新書)
坂本光司、坂本光司研究室
朝日新聞出版 / 2015-03-30
この本について
仕事をしていると、「結局うちの会社って何を大事にしてるんだろう」とか、「人を大切にすると言いながら、現場は全然追いついてないよな…」みたいなモヤモヤが出てきませんか。僕自身、待遇とか制度の話よりも、上司との関係や組織の空気で疲れることが多くて、そこに理由の言語化がほしいと思っていました。 この本は、いわゆる“いい会社”を神話的に語るタイプではなく、社員数の増減や研修時間、意見の吸い上げ方、後継者への任せ方といった、かなり現実的な指標で会社の姿勢を見せてくれます。特に「人件費はコストではなく目的」という視点や、社員の希望に沿った配置をちゃんと説明を伴って行う話は、日々の働きがいをどう作るかの具体例として腹に落ちました。人を大切にすると言いながら、実際にどこまでやれるのか…というリアルなラインも感じ取れます。 経営者の影響力や、理念・ビジョンが行動の物差しとして機能している会社ほど、長期的に人が辞めないという話も、自分の職場を振り返るきっかけになりました。誰かを責めるというより、「組織ってこういうところから歪むし、こういうところから強くなるんだな」と静かに理解できる内容です。 今の職場に違和感がある人や、チームづくりを任されて悩んでいる人に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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