
戦略人事のビジョン~制度で縛るな、ストーリーを語れ~ (光文社新書)
八木 洋介 and 金井 壽宏
光文社 / 2012-05
累計読者数40
平均ハイライト数 30.3件/人
推定読了時間 約4時間37分
star総合評価 76/100
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この本について
仕事の目標って、一応あるけれど「本当にこれでいいのかな」とモヤモヤすることがありませんか。頑張っているのに手応えが薄かったり、公平性を重んじるはずの組織で、逆にやる気を削がれたり。自分の働き方よりも、組織の“運用のしかた”に問題がある気がするけど、じゃあどう直せばいいのかが見えない…自分もずっとそのあたりで迷っていました。 この本が効くのは、制度そのものより「人が動く理由」に目を向けたいときです。たとえば、少し薄っぺらく見える目標でも、組織として“勝ちの定義”を明確にすれば人はちゃんと動けるという話。公平性も制度の細部ではなく、コミュニケーションや機会の配り方に宿るという視点。そして、行動中心で物事を回す知行合一という考え方が、人事やマネジメントだけでなく、個人の働き方にもそのまま効いてきます。結局のところ、人は納得できるストーリーがあれば動けるし、逆にそれが曖昧だとどれだけ制度を整えても空回りするんですよね。 組織づくりの話が多い本ですが、読みながら「自分の会社で起きている違和感って、ここが原因かもしれない」と具体的に考えられるのが良いところだと思います。特に、目標や評価に振り回されがちな人や、人を動かす立場なのに“正解のない仕事”に疲れてしまっている人にはしっかり刺さるはずです。
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出版社による紹介
「人事」という言葉を聞いて何を想像するだろうか。「人事に目をつけられたら出世できない」「一度にらまれたら何をされるかわからない」といった、ネガティブなイメージを抱く人も多いのではないだろうか。それは、多くの日本企業が「過去」を見る「継続性のマネジメント」に縛られ、人事がその先頭に立っているからだ。いま求められるのは、「現在」を見る「戦略性のマネジメント」である。NKKやGEで、長年、人事部門を歩んできた「人事のプロ」と組織行動研究の第一人者が、人事本来の役割、人のやる気の引き出し方、組織開発の手法、リーダーの育成法などを経営の観点から綴った、稀有な一冊。
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