
わが師としての松下幸之助
高橋 荒太郎
PHP研究所 / 1994-01-01
累計読者数5
平均ハイライト数 45.8件/人
推定読了時間 約2時間24分
star総合評価 73/100
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この本について
仕事で判断に迷ったり、現場と経営のあいだで「何が正しいんだろう」と立ち止まることが増えたときに、この本を読んだ人が多くの抜粋を残しているのを見て、なんとなく気持ちが分かりました。能力よりも姿勢、数字よりも筋、そして調子の良し悪しに振り回されないよりどころがほしい。そういう時期って、誰にでもありますよね。 『わが師としての松下幸之助』は、いわゆる成功談ではなく、現場で人を育てながら「どう経営をまわすか」を試行錯誤する生々しい話が続きます。たとえば、不景気を“チャンスに変える”なんて理想論に聞こえるけれど、その裏にあるのは「基本方針を徹底して理解させる」「赤ランプがついてから直すのではなく、つかないように仕組みを考える」といった手触りのある行動ばかりで、読みながら自分の仕事に置き換えやすいんです。また、「言うべきことは言うが、相手の話もよく聞く」「運は結果、うまくいかなければ自分を振り返る」という姿勢も、精神論というより“日々の判断の軸”として実感を伴って響いてきます。 組織の中で責任を持つ立場になったものの、どこから手をつければいいか曖昧なまま日々を回している人には、特にしっくりくる本だと思います。派手なメソッドではなく、現場の温度を含んだ思考の積み重ねが欲しいときに、静かに効きます。
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出版社による紹介
松下電器を創業者松下幸之助とともに築いた男、高橋荒太郎。その彼がみずからの体験を通じて語った松下経営哲学の真髄。
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