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小倉昌男 経営学

小倉昌男 経営学

小倉昌男

日経BP / 1999-10-04

累計読者数81
平均ハイライト数 15.1件/人
推定読了時間 約3時間25分
star総合評価 64/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 39%

この本について

仕事の判断で迷ったとき、「これって結局、何を第一にすべきなんだろう…」と立ち止まることがあります。数字を追えばいいのか、現場の声を優先すべきなのか、自分でも軸が揺れてしまう感じです。僕も同じで、その場しのぎの判断をしてしまうことがありました。 『小倉昌男 経営学』を読むと、その揺れが少し整います。派手なノウハウではなく、現場でのつまずきや後悔から導かれた視点ばかりで、読みながら「あ、ここ自分も同じことしてるな」と背筋が伸びる瞬間が多いんですよね。例えば、利用者の論理と供給者の論理が食い違う場面で、つい“自分たちの都合”に寄ってしまうこと。あるいは、人の評価を実績だけで測り切れないと気づいたときの居心地の悪さ。小倉氏自身が試行錯誤しながら辿った道筋が、そのままこちらの視界をひらいてくれます。 特に響いたのは、「同じ情報を共有すれば、社員は経営者と同じように考えるはずだ」という考え方の素朴さと強さ。そして、何を第一にするかを選ぶことこそ経営の仕事だという静かな覚悟です。これは経営者だけの話ではなく、現場を任されている立場の人にもそのまま効きます。 自分の判断の軸を見つけたい人、一度立ち止まって仕事を見直したい人には、じんわり刺さる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「儲からない」といわれた個人宅配の市場を切り開き、「宅急便」によって人々の生活の常識を変えた男、小倉昌男。本書は、ヤマト運輸の元社長である小倉が書き下ろした、経営のケーススタディーである。 全体を通して読み取れるのは、「学習する経営者」小倉の謙虚さと、そこからは想像もできないほど強い決断力である。成功した人物にありがちな自慢話ではない。何から発想のヒントを得たか、誰からもらったアイデアか、などがこと細かに記されている。講演会やセミナー、書籍、マンハッタンで見た光景、海外の業者に聞いた話、クロネコマークの由来…。豊富なエピソードから伝わってくるのは、まさに学習し続ける男の偉大さである。
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