
決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月 (文春e-book)
秋場 大輔
文藝春秋 / 2022-06-09
累計読者数19
平均ハイライト数 3.3件/人
推定読了時間 約4時間22分
star総合評価 37/100
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この本について
仕事で判断を求められる場面が続くと、「これ、どこまで自分で決めていいんだろう…」「相談すべきか、動くべきか」で足が止まることがあります。組織にいる以上仕方ないと思いながらも、会議が増えるばかりで前に進んでいる感覚がない。僕自身もよくこの沼に落ちます。 『決戦!株主総会』を読んでいて印象的だったのは、瀬戸氏の「経営はアートをサイエンスに変える」という姿勢でした。判断の再現性を上げるために、責任範囲を徹底的に明文化していく。相談ではなく判断が回るように仕組みをつくる。これは経営層だけの話ではなく、日々の業務でも「あいまいなルールに頼らないと決める」ことで行動が軽くなるんだなと感じました。また、LIXILの混乱が描かれる中で、ガバナンスが機能しない組織では、正しい判断さえ空回りするという現実も突きつけられます。自分の職場の“空気の力学”を一度俯瞰してみようと思わせられました。 特に、暗黙知が若手や中途の足かせになるくだりは心に刺さりました。現場の混乱って個人の力不足ではなく、仕組みの不備から生まれることが多いんですよね。 組織の意思決定に違和感を抱えながら働いている人に届いてほしい一冊です。
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出版社による紹介
辞任させられたCEOが挑んだ勝ち目のない戦いは類例を見ない大逆転劇を生んだ。ドラマよりドラマティックな企業ノンフィクションの新たな傑作! コーポレートガバナンスとは何か? 会社とは誰のものか? (目次・抜粋) 第一章 霹靂 LIXILグループの社長兼CEOの瀬戸欣哉のスマートフォンが突然鳴った。「急な話だけれど、あなたには辞めてもらうことになりました」 第二章 齟齬 なぜ瀬戸は辞任させられたのか。取締役会議長で、事実上のオーナーである潮田洋一郎とはいくつかの点で経営への考え方が異なっていた。 第三章 真相 電話での「通告」から四日後、CEO交代を発表する記者会見は異様な雰囲気に包まれた。その日の晩、瀬戸の事実上の解任の経緯が明らかになる。 第四章 波紋 瀬戸の辞任劇を異常なことと感じ、LIXILグループの幹部、マスメディア、機関投資家など、社内外の関係者が動き出した。 第五章 決断 第六章 蜜月 第七章 反骨 第八章 仰天 第九章 秘密 第十章 共闘 第十一章 布告 第十二章 集結 第十三章 正義 第十四章 援軍 第十五章 混沌 第十六章 深謀 第十七章 激突 第十八章 敗北 第十九章 不屈 第二十章 奇跡 ついに運命の日は来た。二〇一九年六月二十五日、LIXILグループ第七十七回定時株主総会で待っていたのは信じられないような大逆転劇だった。
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