
ことばは光
福島 智
天理教道友社 / 2016-05-01
累計読者数4
平均ハイライト数 19.3件/人
推定読了時間 約4時間35分
star総合評価 68/100
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この本について
迷いが積み重なると、自分の歩き方そのものがよく分からなくなるときがあります。周りの声に流されて、何を基準に決めればいいのか曖昧になる。つらさに意味なんてあるのか、と考える余裕もない。そんな状態のまま日々が進んでいく感じ、僕にも心当たりがあります。 『ことばは光』を読んで強く残ったのは、「苦悩そのものは消えなくても、そこに少しだけ違う角度の光を当てることで、絶望の輪郭が変わる」という実感でした。著者が語る「絶望=苦悩−意味」という考え方は、派手な励ましではなく、自分の足で立つための静かな補助線のように機能します。また、自分を主語にして生きるという姿勢も、他人の基準に引っ張られがちなときの支えになりました。「何をやっても構わない。自分でデザインしていけばいい」という言葉は、行動を無理に正当化しなくていい余白をくれます。 さらに、著者が語る「人にはそれぞれの光がある」という視点は、しんどさを抱えているからこそ他人の痛みに敏感になれるという肯定でもあります。苦労の大小で人を比べるのではなく、関係のつくり方そのものが変わっていく感覚がありました。 自分の歩き方に少しでも迷いがある人、そして「意味づけ」という言葉を避けてきたけど、実はどこかで必要だと感じている人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
盲ろう二重障害を抱え世界初の大学教授に。「苦悩」の意味を問い、「絶望」を「希望」に変える“生きる”エッセー!
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