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70歳が老化の分かれ道 (詩想社新書)

70歳が老化の分かれ道 (詩想社新書)

和田秀樹

詩想社 / 2021-06-09

累計読者数9
平均ハイライト数 14.6件/人
推定読了時間 約1時間59分
star総合評価 46/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%

この本について

年齢を重ねてくると、「このまま今の生活で大丈夫なんだろうか」とか、「健康情報が多すぎて何を信じればいいのか分からない」というモヤモヤが、じわっと日常に入り込んできます。特に70代以降をどう生きるかは、誰かに相談しづらいのに、放っておくと不安だけが積もっていくんですよね。 和田秀樹さんの『70歳が老化の分かれ道』は、そのあたりの“判断の難しさ”に手を伸ばしてくれる本でした。読んでいて感じたのは、ひとつひとつの指摘が、医療の正解を押しつけるというより、「こういう根拠があるから、無理しなくていいよ」と肩の力を抜かせてくれるところです。たとえば、70代はまだ“老いと闘う時期”で、80代以降とは体の扱い方が変わるという視点は、自分の今の状態を見つめ直す手がかりになりました。それに、太り気味のほうが長生きするという統計や、転倒を防ぐことが生活の質に直結するという話は、日々の行動をどう変えるかにまで落とし込みやすかったです。 医師の選び方も印象的で、高齢者を診てきた経験があるかどうかが大事という話は、なんとなくの「有名だから安心」という選び方を見直すきっかけになりました。気に入らない医師に我慢して通い続けなくていい、という一言も現実的で救われます。 自分の体とどう折り合いをつけるか迷っている人、あるいは「健康でいたいけど頑張りすぎたくはない」という感覚を持っている人には、かなり刺さる一冊だと思います。無理に前向きにさせるのではなく、これからの10年を自分らしく選び直すための視点をくれる本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

70歳は人生の分かれ道! これからは70代の生き方が、 その人の「老化の速さ」と「寿命」を決める! 団塊の世代もみな、2020年には70代となった。 現在の70代の日本人は、これまでの70代とはまったく違う。 格段に若々しく、健康になった70代の10年間は、 人生における「最後の活動期」となった。 この時期の過ごし方が、 その後、その人がいかに老いていくかを決めるようになったのだ。 70代に努力することで、要介護になる時期をできるだけ遅らせ、 晩年も若々しさを保つことができる。 ただ、70代には特有の脆弱さがあることも事実。 寿命の延びに、健康寿命の延びはいまだ追いついていない。 70代をうまく乗り切らないと、 よぼよぼとした状態で長い老いの期間を過ごすことになってしまう。 70代の人は、無自覚に過ごしていると、自然と老いは加速していく。 だからこそ、老いを遠ざけようと意図的に生活することが求められる。 老いを遅らせる70代の生き方とはいかなるものか。 日々の生活習慣から、医療とのかかわり方、健康管理についてなど、 自立した晩年をもたらす70代の健康術を老年医学の専門家が説く。 (目次) 「まえがき」70歳は人生の分かれ道 第1章 健康長寿のカギは「70代」にある 第2章 老いを遅らせる70代の生活 第3章 知らないと寿命を縮める70代の医療とのつき合い方 第4章 退職、介護、死別、うつ……「70代の危機」を乗り越える
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