
「すぐやる」力で差をつけろ
千田 琢哉 and リベラル社
リベラル社 / 2016-05-17
この本について
仕事の予定がじわじわ積み上がっていく時期ってありますよね。やらなきゃと思いながらも、なぜか手がつかず、気づいたら「あとでやること」ばかり抱えてしまう。僕もよくこの沼に落ちていて、先延ばしにしている間に気力まで奪われていく感覚がありました。 この本が効くのは、「やる気がない自分を責めがちな人」よりも、「そもそも何を手放せばいいのか分からない人」だったりします。抜粋にもありますが、著者は先延ばしの原因を精神論ではなく、仕事の構造や選び方にまで踏み込んで書いているんですよね。例えば、安請け合いを続けると本当にやりたい仕事を断らざるを得なくなること。前置きや儀式のような“仕事以外の作業”が、実は一番時間を奪っていること。そして「今すぐやりたくないなら、やらなくていい」という視点の反転。ここは読んでいてかなり救われました。 読者の方が多く保存していたのは、体や心が拒否している仕事に無理に向かうと壊れていくという話や、一度で完璧にやろうとせず、まず一周読み切ることで負荷が下がるという話でした。どれも“根性でねじ伏せる”より、“仕組みを変える”ことに軸があるのが特徴です。 「忙しいのに前に進んでいる感じがない」「気づけば後回しばかり」という人には、かなり刺さると思います。僕自身、読んでからは会議が終わった直後に必ず0.1%だけでも動くようにしたら、その日の疲れ方がまったく変わりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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