
SEノウハウ 要件定義編: Ver2.0
エムさん、トツカケイスケ
この本について
要件定義って、やればやるほど「聞いたはずなのにズレてる…」みたいな場面が出てきませんか。自分もプロジェクトの序盤で認識違いが積み上がっていく感じが苦手で、毎回どこで食い違いを潰すべきか迷っていました。そんなときに読んだのがこの本で、要件定義の技術というより、“実務でどうズレを減らすか”に徹底して寄り添ってくれる内容でした。 特に刺さったのは、要求と要件を「したいこと」と「する必要があること」で分けて捉える視点です。ここを曖昧にしたまま進むと、結局どちらの期待にも応えられないまま設計に入ってしまうんですよね。また、ヒアリングの基本として、口頭で終わらせず必ず要約して文面で認識合わせをする、という当たり前だけど抜けがちな動きを丁寧に書いてくれていて、自分の現場で一番効きました。さらに、業務要件とシステム要件を一方通行で捉えず、状況によってはシステム仕様に業務を寄せる判断もあり得る、という現実的な視点もありがたかったです。 要件定義を“気合で乗り切るフェーズ”に感じている人ほど、救われるところが多い本だと思います。規模感の示し方や各種要件の書き分けなど、実務で迷うポイントがそのまま扱われているので、机上の議論ではなく「現場で何を確認すべきか」がかなりクリアになります。とくに、ステークホルダーの巻き込み不足で後出し要件が出がちなチームには、地に足のついた一本の軸になるはずです。 こんな人に刺さる: “要件定義が毎回カオスになるけど、どこから手をつければいいのか分からない人”
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
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