
この本について
人と距離をどう取ればいいのか、強さと優しさのバランスをどこに置くのか。仕事でも人間関係でも、いまだに正解がつかめないまま日々を過ごしていると、ときどき自分の軸がどこにあるのか分からなくなることがあります。あの人みたいに器用に立ち回れればいいのに、と思いつつも、それが自分らしさなのかは微妙だったりして。 白洲次郎の生き方をたどるこの本は、派手な成功談とはまったく別物で、もっと静かで、もっと芯のある「立ち方」を見せてくれます。大事なことほど胸にしまう姿勢や、遠くから物事を見て判断する距離感の取り方、そして“一緒にいないことだよ”という夫婦観のように、当たり前の正解から少し外れたところに彼のリアルな強さがあるのだと感じます。読んでいて背中を押されるというより、背筋をそっと整えられるような感覚に近いです。 とくに、環境に流されずに自分を磨き続けた英国時代の描写は、今の立場や年齢に関係なく「遅いなんてことはない」と思わせてくれます。何かを変えるときは立派な理由よりも、ただの発奮で十分だというシンプルさも心に残りました。 自分の軸を静かに整えたい人に刺さる一冊だと思います。
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




