
日本クラフトビール紀行 (イースト新書Q)
友清哲
イースト・プレス / 2016-07-20
この本について
最近、仕事でも趣味でも「自分は今どこに向かってるんだろう…」みたいな気持ちになることがありませんか。やるべきことは山ほどあるのに、方向だけがぼんやりしていて、前に進んでいるのか停滞しているのかよく分からない、あの感じです。僕も同じで、たまに立ち止まってはうろうろしてしまいます。 『日本クラフトビール紀行』を読んでいて、保存されていた「どの道を行くにせよ、目標を明確に定めて修行を積みながら独り進むべし」という部分に、ああ、この本はビールの本でありながら、迷いながら進む人の背中にそっと手を添えてくれるんだな…と感じました。クラフトビールって、味も作り手の哲学もバラバラで、「どの道を選んでもいい」という自由さがあります。でもその自由さの裏には、地道な仕込みや、地域に根ざして作り続ける姿勢がある。そこに、読者が反応した理由がある気がします。 この本が効いてくるのは、具体的には、ひとつは「仕事にも人生にも、正解のルートなんてない」という当たり前を実感として取り戻せるところ。もうひとつは、ビールという身近な存在を通して、「自分はどんな味を選びたいんだろう」という個人的な軸が少しだけ見えてくるところです。たとえば、何気なく飲んでいた一杯にも、作り手の迷いや工夫が詰まっていると知ると、自分の選択にももう少し丁寧になれるんですよね。 どちらかというと、「焦って答えを決めたくないけど、前に進む感覚は欲しい」という人に刺さる本です。ビールの旅を追いかけながら、自分のペースで歩くヒントを受け取れる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




