
政治学(補訂版) New Liberal Arts Selection
久米郁男, 川出良枝, 古城佳子, 田中愛治, and 真渕勝
有斐閣 / 2022-03
累計読者数4
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star総合評価 74/100
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この本について
政治の話って、日常では遠いのに、いざ考えようとすると「なんでこんな動き方になるんだろう」と妙なモヤモヤが残りがちです。選挙に行く理由も、人が何を「合理的」と感じるのかも、ニュースだけ追っていても腑に落ちないまま終わってしまうことが多い気がします。 この本を読んでいて面白いのは、「見えていない前提」を丁寧に動かしてくれるところです。たとえば、1票で政治は変わらないのに接戦だと投票率が上がる理由や、本人が望んでいると思い込ませるタイプの権力の話は、普段の人間関係や職場の意思決定にも重なってきます。さらに、ナショナリズムの成立や宗教との関係、国際制度の“守らせ方”の違いまで踏み込んでいて、世界のニュースの読み方が一段変わる感覚があります。単に知識を増やすというより、政治の背後にある「人がどう動き、どう枠組みによって動かされているか」を見抜く視点が身につく感じです。 「政治に興味はあるけど、表面的な議論でいつも迷子になる」という人には特に刺さると思います。僕自身もそうでしたが、この本は難しい概念を使いながらも、実際の場面を思い浮かべやすい形で説明してくれるので、自分の生活に落とし込みやすい一冊でした。政治を専門にしたいわけじゃなくても、世界をどう見るかが少し変わるだけで、日々の判断が楽になることってありますよね。
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出版社による紹介
本書は、主に現代日本の政治行政を素材として取り上げつつ、政治学的思考や分析方法について知る機会になることを意図している。現代政治行政、とりわけ日本の政治や行政に関しては、同時代に起こっていることだけに、生活実感に基づく価値判断やマスメディアからの大量の情報の前に、冷静な考察ができないことも多い。しかし、現代政治行政の場合であっても、適切な理解と判断を行うためには安定した視座や基準が必要となるはずである。
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