
ビジネスは「私の履歴書」が教えてくれた: 「日経」連載の経済人295人を中心に (「私の履歴書」研究会)
吉田勝昭
累計読者数3
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star総合評価 43/100
boltライト読書型
この本について
仕事って、頑張っているつもりでも「自分は今どこに向かっているんだろう」と急に不安になったりしますよね。地味な実務ばかりで成長している実感がないとか、評価されているのか分からないまま淡々と日々が過ぎていくとか。頭では「下積みが大事」と分かっていても、気持ちがついてこない瞬間は誰にでもあると思います。 この本に出てくる経済人たちの言葉は、そういうモヤモヤを少し現実的な角度からほぐしてくれます。例えば、与えられた仕事を誠意をもって続けると、周りが思った以上にちゃんと見てくれているという話は、派手さはないけれど、実際の職場でじわっと効いてくる感覚があります。また、地味な実務に抵抗があるのは人間として自然なことだけど、その蓄積があるからこそ勝負どころで実力が出る、という視点も、焦りがちなときに支えになります。さらに、相手の立場に立って自問自答しながら交渉をほどいていくエピソードは、職場の人間関係や折衝で詰まったときのヒントになるはずです。派手な方法論ではなく、実務の中で息づいている考え方が多いのがこの本のよさだと思います。 特に、評価されない時期をどう耐えるかとか、負けたあとにどう振る舞うかといった、誰もあまり語りたがらない部分に光が当たっているので、「今は報われていない気がするけれど、投げ出したくはない」という人に刺さるはずです。華やかな成功談ではなく、長い時間をかけて積み上げてきた人たちの実感に触れられる一冊です。
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