
世界を変えた31人の人生の講義
デイヴィッド M. ルーベンシュタイン, 高橋功一, and 浜田敬子
文響社 / 2022-05-12
この本について
仕事をしていると、目の前の結果に一喜一憂してしまったり、自分はどこに向かっているのかよく分からなくなることがあります。頑張っているつもりでも、手応えがないまま時間だけが過ぎていく感じ。僕自身もよくそこで止まります。 この本が面白いのは、「いまの行動が数年後に形になる」という視点を、世界レベルのリーダーたちが淡々と語っているところです。倫理観を崩したら一瞬で信頼を失う話や、ひとつのスキルを第一人者になるまで磨く話など、派手さよりも“積み上げの現実”がずっと強調されている。読んでいると、不安な未来に振り回されるのではなく、いまの選び方を丁寧にしたくなる感覚があります。直感で決めたことが人生の節目をつくるという語りも、行動を先延ばしにしがちな人には刺さるはずです。 もうひとつ、この本には「リーダーという役割をどう捉えるか」という静かな視点があります。長時間働く覚悟や失敗の受け止め方、謙虚さをどう保つかといった地に足のついた話が多くて、自分が完璧じゃなくても前に進んでいいと思わせてくれる。派手な成功談というより、悩みながら歩いている人の実感に近い言葉が集まっています。 派手なモチベーションより、「長く働き続ける自分をどうつくるか」に関心がある人に合う本です。自分の進み方に迷っているとき、少し視点を整えてくれる一冊だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの44%が集中しています。
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