
幸せな劣等感 ~アドラー心理学〈実践編〉~(小学館新書)
向後千春
小学館 / 2017-02-06
累計読者数4
平均ハイライト数 5.3件/人
推定読了時間 約2時間30分
star総合評価 36/100
start序盤集中型
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この本について
最近、「なんで自分はつい同じ反応をしてしまうんだろう…」とか、「人間関係で疲れるパターンから抜け出せない」と感じることがありました。頭では変わりたいと思うのに、いつもの癖に引っ張られるあの感じです。そんな時に、この本の抜粋を見返すと、やっぱり引っかかる言葉がいくつかありました。 特に、自分が無意識に信じ込んでいる前提をアドラーが「理論」と呼んでいる、という部分。ここを読むと「自分が悩みの原因だと思っていたものは、実は“選んでしまった見方”だったのかもしれない」と少し落ち着きます。また、「人生を捉え直してもう一度スタートする勇気」という表現も、気合ではなく“視点をずらす余白”を与えてくれる感じがあって、焦っている時ほど効きました。さらに、誤ったゴールの4段階が書かれているところは、日常のやりとりの中で「今、自分は②の権力争いモードに入ってるな…」と気づけるだけで、振り回される度合いが変わります。 この本は、人生を劇的に変える“魔法”というより、いつの間にか染みついた思い込みを静かにほどいてくれるタイプです。自分を責めるクセより、自分の視点を一度疑ってみる方が合っている人に向いています。 「自分の反応パターンにそろそろ名前をつけてみたい人」に刺さると思います。
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出版社による紹介
不完全である勇気。 劣等感とは、他の人と比較したときに、自分は劣っていると思い知らされること、と思っている人は多いでしょう。このような思いにさいなまれるのは、本当に嫌なものです。しかしアドラーのいう劣等感とは、自分の理想と現在の自分の状況を比較したときに生じる感覚。他人との比較ではなく、自分自身の問題なので、自分を卑下する必要はありません。劣等感があるからこそ、何かを創造したり、社会に貢献することなどを通じて、成長(これをアドラー心理学では「優越の追求」といいます)することができるのです。 自分の理想と比べて劣っている(不完全な)部分があるとしても、他者との比較や、周囲からの評価によってではなく、自分らしさを追い求めていくと、“本来の自尊心”が高まっていきます。 本書では、こうした「不完全である勇気」をはじめ、「ライフスタイル」「共同体感覚」などアドラーの“哲学”を徹底解説。私たちが幸せに生きていくために、いますぐ実践できる意識改革のヒントを、“アドラー心理学の伝道師”である著者が詳しく紹介していきます。
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