
品格を磨く
高野登
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2016-11-11
この本について
仕事でも日常でも、自分の言葉や態度が周りにどんな影響を与えているのか、ふと考えてしまう瞬間ってありますよね。リーダーとして振る舞う場面が増えるほど、「自分の軸はこれでいいのか」「チームの空気を乱していないか」といったモヤモヤがついて回る。正解が見えないからこそ、焦ったり、つい周囲と比較してしまったりします。 『品格を磨く』は、その迷いを一気に解決してくれる本ではありません。ただ、「どこから考え始めればいいのか」を教えてくれます。たとえば、まず自分の言葉を整えるところから始まるという視点。美しい言葉を使うことは単なる作法ではなく、行動や組織の空気さえ変えていく。口ぐせレベルで習慣化していく姿勢が、気づけば周囲への環境として表れていく。そんな地に足のついた話が続きます。さらに印象的だったのは、リーダー像を「優秀な自分を見せる人」ではなく、「他者の資質を引き出す人」として描いている点。自分の影を消す在り方は、現実の現場にもすっと応用できそうです。 組織の一体感がどこから生まれるのか、そもそも品格とは何を指すのか。抽象的なテーマなのに、読んでみると不思議と日々の行動が少しだけ整う。この本が刺さるのは、自分の立ち振る舞いにしんどさを感じている人や、「軸」を外側の評価ではなく内側から作りたい人だと思います。読後に残るのは、やる気というより、静かに姿勢を正される感覚でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
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ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 人の上に立つ ということ
ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 and DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
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