
集中力はいらない (SB新書)
森 博嗣
SBクリエイティブ / 2018-03-05
累計読者数61
平均ハイライト数 12.1件/人
推定読了時間 約2時間4分
star総合評価 60/100
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この本について
仕事でも勉強でも、「好きになれない自分」をなんとか変えようとして空回りすることってありませんか。前向きになれないまま手が止まって、部屋の片づけに逃げたり、道具が足りない理由を探したりして、結局その日が終わる……自分でもわかっているのに動けないあの感じ、けっこうしんどいですよね。 森博嗣さんの『集中力はいらない』は、その焦りをいったん横に置かせてくれる本でした。やる気に寄せようと自分を騙さなくていいこと。まず取りかかるための「お膳立て」をして、言い訳できない環境だけ整えてしまうこと。そして、集中とは気合いの問題ではなく、頭の中にいる複数の自分をどう協力させるかの問題だ、という考え方。どれも実際の行動に落としやすく、読んでいて肩の力が抜けました。 特に、「嫌いなままやればいい」という割り切りには救われました。好きになろうと努力するより、淡々と始める仕組みを作った方が結局うまく回る。そう言われるだけで、完璧にやろうとして動けない日のハードルが少し下がります。自分のタイプを無理に変えるのではなく、今の自分で回せるやり方を探したい人にしっくりくる本だと思います。
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出版社による紹介
作家が教える本当の知的生産術! ――「失敗するのは注意散漫だったから」は本当か? 1日1時間労働の人気作家が明かす、発想力のコツとは? 私たちは「一つに集中するのはすばらしい」という思い込みにとらわれている。 「だらだら」「非効率」を排除しようとする風潮の中、 累計1600万部超の人気作家が提唱する「アンチ集中力」のすすめとは? 人間のもつ本来の力を発揮するには? 誰もいわなかった情報過多時代の<知的生産術>。 これから結果を出したい社会人から、大学生まで。 全世代におすすめしたい、常識のとらわれない頭の使い方を1冊にまとめました。 (「はじめに」より抜粋) 「集中力」という言葉があるが、 まるで人間には「ものごとに集中する能力」があるかのように表現されたものだ。 具体的にそれがどういう力なのか、今ひとつ僕にはわからない。 だが、誰もそれを疑問に思わないみたいだし、 それどころか、集中力は非常に良いもの、素晴らしいものであって、 集中力があればあるほど有利になり、 なにごとも解決するような魔法みたいな特殊能力として扱われている。 (中略) この本で僕が書こうと思っているのは、 実は、このような「集中力」に否定的な考え方である。 だから、あえて言えば、「アンチ集中力」みたいなものの効能について語ろうと思う。
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