
「すぐにやる脳」に変わる37の習慣
篠原 菊紀
KADOKAWA / 2016-09-14
この本について
やらなきゃいけないことがあるのに、机に向かうまでが妙に重い。始めてしまえば大したことじゃないのに、そこに行くまでの“立ち上がり”で毎回つまずく。僕もずっとこの沼から抜けられずにいたのですが、この本を読んで少しだけ風向きが変わりました。 特に刺さったのは、「やる気は行動のあとからついてくる」という前提で組まれているところです。線条体が発火するとか、ドーパミンの予測とか、脳科学の説明は専門的なのに、やるべきことはすごく具体的。たとえば、まずは行動の“動画”を頭の中で再生してみるとか、オノマトペを添えて動きをイメージするとか。「グッと立ち上がって、スッと座る」だけでも脳のスイッチが入りやすくなるという話は、やってみると意外なほど効きます。また、行動と快感を意図的に結びつけておくことで、線条体の“予測”を育てるという視点も現実的で、習慣化の仕組みとして腑に落ちました。 さらに、場所を変えながら覚えるとか、思い出した瞬間こそ記憶を書き換えるチャンスだとか、勉強や仕事の小さなコツも多い。どれも「今日から一つだけ試せる」レベルで、気合いはいらない。僕はまず、10分やっては深呼吸するリズムを取り入れてみたのですが、意外と集中がもつようになりました。 自分を責めてばかりで前に進めないとき、「とりあえず始める」のハードルを下げたい人にはすごく合うと思います。僕と同じように、勢いを作るのが苦手なタイプには特に。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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