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魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―

魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―

奥野修司

新潮社

累計読者数4
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約36分
star総合評価 32/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%

この本について

日常ではそこそこ合理的に考えているつもりでも、身近な人の死や、説明のつかない出来事にぶつかったときだけ、頭では処理しきれない違和感が残ることがあります。気のせいと言い切るにはひっかかるし、かといって何かの“意味”をうまく言葉にできるわけでもない。そのあいだで長く宙づりになる感じ、けっこう共有している人は多いと思います。 この本が効くのは、そういう「説明のつかないもの」を、無理に白黒つけようとしなくていいんだと腑に落ちる瞬間があるからです。科学という網で拾えるものは確かに大事だけど、大半の水はこぼれ落ちるという比喩に触れると、自分の体験の説明がつかなかった理由が少しだけ整理されます。また、近代科学の歴史がたった四百年という視点に立つと、理解できないからといって切り捨ててきた感覚そのものが、じつは思い込みだったのではと思えてくる。さらに、死の間際や喪失の最中にだけ見えてくるものがある、という語りに触れると、自分が感じてきた違和感が“逸脱”ではなく、人の営みの延長にあるものとして受け止めやすくなります。 特に、合理的に生きたいけれど、どこかで説明できない経験を抱えたままの人に刺さる一冊です。霊的な話だからと構える必要はなくて、むしろ自分の中に残っていた「言葉にならなかった部分」をそっと拾い上げてくれる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「今まで話せませんでした。死んだ家族と“再会”したなんて……」「津波に流された愛娘の魂は、三年後、母と祖母のもとに戻ってきた」「亡き伯父から携帯に電話が……」――東日本大震災の遺族が初めて「告白」した奇跡の体験と絶望からの“再生”の物語。感涙必至! 冒頭一章を無料でお試し!
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