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南方熊楠 現代語訳 幽体離脱体験と 臨死の霊魂の話: 心霊現象に関するエッセイ集 オカルト、心霊、超心理、超常現象の日本シリーズ

南方熊楠 現代語訳 幽体離脱体験と 臨死の霊魂の話: 心霊現象に関するエッセイ集 オカルト、心霊、超心理、超常現象の日本シリーズ

南方熊楠、超心理学研究会

累計読者数3
平均ハイライト数 1.3件/人
star総合評価 44/100
boltライト読書型
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この本について

最近、自分の身の回りで起きることに「説明のつかない感覚」が混ざることってありませんか。気のせいと言えばそれまでだけど、どこか引っかかってしまう。理屈では片づけられないけれど、かといってスピリチュアルに飛び込むほどの確信もない。そのあたりで立ち止まったままになる人は多いと思います。 この本を読むと、そういう曖昧な領域に対して、少し呼吸がしやすくなります。読者の方が保存していた「茶に滅罪・厄除の力があると信じられた」という一文は、昔の人が世界をどう受け取っていたかを覗く入り口になっていて、迷いや不安を抱える自分が突然おかしくなくなるんですよね。また「復た陽えらしむる莫きなり」という表現には、死と生、意識の境目に対する率直な戸惑いが滲んでいて、現代の私たちが抱く恐れにもそのまま響きます。時代は違っても、人はずっと同じことに悩んできたのだと分かるだけで気持ちが整う瞬間があります。 さらに、幽体離脱や臨死体験の話といっても、過度に神秘化されていないのが良くて、むしろ「人間の感覚の拡張としてどう見えるか」という落ち着いた視点が続きます。不可解さを無理に解決しようとしないまま、でも少しだけ世界の輪郭が広がる。その静かな距離感がちょうどいい。 目に見えないものを頭から否定しきれず、かといって依存もしたくない、そんな人に刺さる本だと思います。

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