
ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み
近藤宣之
この本について
仕事でもチームでも、「人を大事にしたい気持ちはあるのに、実際の行動に落とせていないな…」と感じることがあると思います。言いたいことが言えない空気や、評価の不透明さにモヤモヤしたまま、どう変えればいいのか分からないまま時間だけが過ぎていく。僕自身、現場の温度と仕組みづくりのギャップに悩むことが多いです。 この本が面白いのは、精神論ではなく、社員が実際に「大切にされている」と感じる具体的な状態を示しているところです。「雇用を守る」「言いたいことを言える空気を整える」「透明性のある評価にする」という、一見あたりまえだけど、組織で実現するのは難しい部分を、どう“仕組み”として回すのかが丁寧に書かれている。さらに、社長の笑顔や声がけといった、コストゼロの行動がなぜ効くのか、その結果どんな変化が起きたのかまで描かれていて、現場の感覚に近いんです。 読みながら感じたのは、「人を大切にする」は抽象理念ではなく、日常の選択の積み重ねなんだということ。下位層を切らない理由や、子育て中の社員と高齢社員に求める役割の違いなど、現実的な線引きがあるからこそ、理想論で終わらない。自分の職場で何を変えられるか、急に全部じゃなくても、一歩のヒントが見つかる本でした。 組織づくりの正解が見えずに迷っている人、特にリーダー職の方には刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
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